アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

2016-01-01から1年間の記事一覧

キウイでジャムづくり

making kiwi jam 庭のキウイ、たくさん取れてセットにも入れてきましたが、だんだん傷みが出てきました。 こんな感じ。 で、もったいないのでジャム作りを思い立ちました! パン嫌いの農場主ですが、「すてきな奥さん」になれるかな? 皮をむいてフープロに…

落ち葉集め

雨や雪が降ってちょうどいい具合に湿ったので川沿いの林に出掛けて落ち葉集め。軽トラで2往復してコンテナ50杯分くらいかな。来春用の踏み込み温床にどばっとあけたところ。これでほとんどの外仕事が終了しました。二月になったらこれに米ぬかと籾殻を合…

年末年始の休業

農場主帰省につき、年末は30日(金)発送分まで、年始は1月6日(金)発送分から再開させていただきます。この間に発送予定だった方は基本一週繰り下げての発送としますのでご了承くださいませ。なお、ご都合の悪い方は早めにお知らせ下さい。 今年一年、本当…

ビーツでボルシチ

寒くなってきましたね~ 現在セットに入れているビーツを使ってボルシチづくり。 奮発して牛肉を買ってきましたよ~ 自家製トマトピューレを使い、当たり前だけどウチの野菜だけ。あ、エノキダケは買ってきたか。夏の太陽のエネルギーををしっかり根っこにた…

醤油プロジェクト

農場主も所属する長野県有機農業研究会、ここの若い会員で下伊那郡下條村に住むK君の提案で面白いプロジェクトが立ち上がろうとしています。農場主も味噌や漬け物、油、うどん、せんべいなどさまざまな加工品に挑戦してきましたが未開拓だった難関のこの部門…

ファクス不調のおしらせ

ここのところ我が家のファクスが不調で受信できない状態が続いています。 申し訳ありませんが、ご注文やご連絡はお電話かメール annapurna@ina.janis.or.jp かフェイスブック https://www.facebook.com/kiei.saito でお願いします。

大打撃

ねぎを掘り取り。根っこを張っているのでなかなか抜けにくいものですが、今年はすぽすぽと抜けていきます・・・。 ああ、ショックでかい。分かります?根っこがかじられてるの。ネズミの仕業です。寒さとともに甘みがのるこの時期を見計らったようにやられま…

冬支度

今日は大根に続いて人参をハウスに埋め込みました。コンテナで9杯分。これで冬を乗り切ります。板の上に出ているのは種にするでかいやつ。ハウスの隅っこに植え、来夏種を取ります。 このあとネギの取り込みをスタート。しばらく天気も良さそうなので助かり…

漬け物シーズン到来~その1 紅芯大根

いきなり大雪になった初雪にはびびりましたが・・・。 あれから4日ほどですべて解け、ノーマルタイヤでじっと我慢の農場主もほっとしているところです。あ、ご心配なく。溝がすっかりなくなったスタッドレス、注文してあるので今日にでも買ってきます。この…

初雪が大雪に

昨日の朝は起きてみてびっくり。降るとは聞いていたけど、ここまでとは・・・。 妻の車のタイヤ交換をしたあとはのんびりハウス仕事などしていましたが、今日は出荷日。そうもいかず、軽トラでそろそろと畑にでかけて白菜やらキャベツやら掘り出して出荷しま…

柿すだれ

すっかり秋が深まってきました。果菜類では最後まで頑張ってくれたミニトマトとハヤトウリが強い霜で終わりを迎え、農場では最後のアマランサスに続いて落花生、大豆類と取り込みを続けています。現在のアンナプルナセットは白菜やキャベツ、大根、カボチャ…

さ、仕事仕事

万感の思いで臨んだ伊那フィルの定演が昨日終わりました。 久々に楽器ケースを開け、9月の雨続きの日に集中して個人練習。なんとか復帰できるかなと全体練習に10年ぶりくらいに顔を出したら仲間に温かく迎えられ、「人がいないから」との理由でトップを任さ…

お疲れさん!

このところの強い寒気で果菜類はほぼ全滅。11月が暖かかった去年は月末まで採れたトマトもこんな感じになりました。4ヶ月間、頑張ってくれてありがとう!しっかり種は残してるからね。

エニグマ変奏曲を「弾く」

いよいよ伊那フィルの定演がこんどの日曜日に迫ってきました。 これまでいろいろ名盤を紹介してきましたが、音楽に触れるのはなんと言っても生演奏が一番。ひっさびさにオケに復帰した農場主にとって、この曲の一番の演奏はこれから生まれるパフォーマンスだ…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その22 番外編

推薦盤に漏れた演奏を一挙に紹介します。 ①レナード・スラトキン指揮ロンドン・フィル 1988年の録音。スコアに手を入れすぎて破綻してしまった好例。ニムロッドが聞こえないほどの弱音から始まり、おっと思わされたくらいですかね。ごちゃごちゃと小技…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その21 デービッド(ダビッド)・ジンマン指揮ボルティモア交響楽団

1989年録音。 陽気な長距離トラックの運ちゃんみたいな風貌のアメリカ人のおっちゃんとあんまり聞かない名前の地方オーケストラという組み合わせは、この曲をいろいろ聴いてきた人でなければ食指が動かないかもしれません。 いや~衝撃的。掘り出し物で…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その20 サー・マルコム・サージェント指揮 ナショナル交響楽団

「その他」に押し込めようと思っていたけど、聞き返したらとてもいいので急きょ推薦盤に入れます。サージェントはバルビローリやビーチャム、ボールトと並ぶ英国往年の名指揮者。見た目、一番イギリス紳士っぽい。プロムスの常連でロンドンっ子に大人気だっ…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その19 サー・ネビル・マリナー指揮 モントリオール交響楽団

英国出身の「サー」による演奏をもう一つ。2000年モントリオールでのライブ。FMからMDにエアチェックしたものです。さすがデュトワに鍛えられたオケ、ライブなのに疵がまったくない。 テーマを含め、全体にビブラートを抑え、質素な印象。「ニムロッド」…

玉ねぎゲットしました

3列で止まっていた玉ねぎ定植、近くの農産物直売所「グリーンファーム」に通い詰めた結果、2000本ほどの苗をなんとかゲット。8列の予定のうち7列まで埋まりました。 品種はばらばらで、中には聞いたことない「アンサー」っていう早取りで保存が利かないなん…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その18 ラトル指揮バーミンガム市交響楽団

英国出身のサー・サイモンが手兵の英国のオケを振った演奏。現役の指揮者で聴きうる最高のパフォーマンスの一つだと思う。1992年、ラトル37歳の録音。ちなみに彼がナイトに叙されたのはこの録音の少しあとこと。今シリーズで一番若い指揮者の登場です…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その17 ショルティ指揮ロンドンフィル

録音は1974年。 英国出身ではない、「外様」のサーがロンドンフィルを振った録音をもうひとつ。 僕が最初にこの曲に出会ったのがこの演奏でした。小学生のころ、プレーヤーは兄のお下がりをもらったけどレコードなんて数枚しかなく、音楽はもっぱらFMラ…

初冠雪~落花生収穫

けさ起きてみたら西駒・将棋の頭がうっすら雪化粧していました。あとで晴れてきて南アルプス・仙丈ヶ岳も同様に。いよいよ冬ですね~ というわけで、今日は「エニグマ」を聴きながら落花生を収穫。今年は完全自家採種で試みましたが、まずまずの収量でした。…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その16 マッケラス指揮ロンドンフィル

エルガーの人物像を語るうえで避けて通れないのが、貴族意識ないし特権意識という部分だろう。身分の低い家柄に生まれながら功績を認められてサーに叙され、数々の勲章を受けた彼は愛国的な作品をいくつも書いている。日本でいうと、黛敏郎のような右翼作曲…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その15 コンスタンティン・シルヴェストリ指揮ボーンマス交響楽団

取り上げようか迷った一枚。でもクラオタとしてはこの人の演奏があるのなら矜恃をかけて(?)選ばざるを得ないかな、と思ったもので・・・。 知る人ぞ知るルーマニアの個性的な名指揮者。「新世界」や「チャイ5」「ローマの松」などツボにはまったときの雄…

玉ねぎ

小麦もまきおわり、今日は玉ねぎの定植をしました。8月に種を播いて育ててきた苗が、発芽不良だったり9~10月の長雨で溶けちゃったりで予定の3分の1程度と全然足らず、近所の店にでかけたら今年は天候不順のため全国的に不足しているとかで、全然入手…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その14 オイゲン・ヨッフム指揮 ロンドン交響楽団

イギリスのオーケストラに戻ります。 このシリーズ、好きな演奏から紹介しているんだけど、大事な一枚を忘れていた。これは大変な名演だと思いますよ。最初「ニムロッド」の遅さに驚いたけど何度も聞いているうちにしっくりくるように。異常な遅さのバーンス…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その13 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ウイーン・フィル

初めて現役の指揮者が登場しました。1998年の録音。天下のウイーンフィルらしく、明るく甘い響き。 ここのところモダンオケを指揮するようになった古楽演奏の泰斗、ベートーベンなどで厳しい響きを追求していたと思うのだけど、これはじつに幸せな音楽…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その12 ストコフスキー指揮 チェコフィル

1972年のライブ録音。変わった組み合わせですが、商業録音のようです。拍手はなし。レコードの帯を見ると1977年に亡くなった彼の追悼盤なんですね。時代を感じます。 「外連味」という言葉も知らなかった小学生のころ、ラジオで聴いたショルティか…

「エニグマ変奏曲を聴く」 その11 マゼール指揮

知人からもらった、おそらくエアチェックされた放送録音をCDRに焼いたもの。「マゼール指揮」しか分かりません。たぶん80-90年代の録音じゃあないかな。そのうまさでバイエルン放送交響楽団と見た。 マゼールらしい、けれん味たっぷりの豪快な演奏。ち…

エニグマ変奏曲を聴く その10 ハンス・ロスバウド指揮ケルン放送交響楽団

事情によりジャケ写真はなし。 ドイツの放送オケをもうひとつ。1956年のモノラル録音。ロスバウドはクライネルトより少し先輩だけど、西側で活躍し、ドナウエッシンゲンの現代音楽祭に代表される現代音楽の紹介に力を入れた人だからずっとメジャー。録音…