アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

2009-01-01から1年間の記事一覧

年末年始休業のおしらせ

きょう30日から年が明けて1月4日(月)まで、発送をお休みさせていただきます。この間発送予定だった定期便のお客様は一週遅れとなります。よろしくお願いします。さて作業も最終盤。支柱の片付けである。いんげんやキュウリはこうしたアーチ型のパイプ…

放映のおしらせ

以前もお知らせしましたが、今度の日曜日、27日(日)午後3時から、信越放送(SBC)テレビで協力隊関係の30分番組の中で農場主のインタビューが放映される予定です。あんまり面白い取材ではなかったけど、お暇な方はご覧あれ。ネパール体験での原点…

落ち葉集め

雪が解けてきたので、懸案だった落ち葉集めにでかけた。近所の小沢川沿いの道ばたでコナラや竹などの落ち葉が吹きだまりになるところがあり、毎年そこで軽トラ2杯程度集めて春の踏み込み温床に使うのです。というわけで、ほとんど日中もプラスになるかなら…

ゆき

初めて雪がまとまって降りました。朝真っ白になった外を見て「そり!」と息子。早速家の法面でやってみたけど、まだまだ雪はちょっぴり。無理無理滑り降りて、「やっぱり駄目だね」と雪合戦に。雪は一日で融けましたとさ。そうそう、息子たちが起きる前に父…

保存野菜

大根、人参、ネギに続き畑の白菜とキャベツをほぼ全部収穫してハウスへ。白菜は去年は根を切って新聞紙にくるんで箱に入れて土間で保存したのだけど、外葉がけっこういたんだ。そこで今年はキャベツと同様に根付きでハウスの土のうえに置いて生かしたまま保…

取材

ここのところマスコミからの取材が立て続けにある。今日はSBC(信越放送)テレビの取材。雨模様なのでハウスでの仕事を撮影していった。協力隊の駒ヶ根訓練所が発足して30年になるのを記念して、地域で活動するOBを取り上げる、ということらしい。放…

収穫の秋

アップが遅くなったけど、お米の脱穀が終わり、米倉がいっぱいになった。ハウスでは大豆と浸し豆、花豆、エゴマなどが乾燥中で、なんだかとっても豊かな気分。あらためて、今年の収量を計算する。お米は計51袋で玄米換算で1207kgの収量。そうそう面…

命のバトン

明石の実家から山のように柿が届いた。子ども達も大好き。この時期、りんごやらブドウやらいろいろ頂き物をするので果物には事欠かない。ありがたいことだ。ところでこの柿、農場主が小学生のころ、姫路の祖母宅からいただいた柿を食べ、その種を庭に播いた…

豊作

さつまいもの掘り取りが終了した。今年は農場創設以来はじめてさつまいもがちゃんととれました。天候不順でほとんどのものが不作の中、さすが救荒作物。干ばつや長雨に耐え、見事になってくれました。実はこの畑、3年前に借りたばかりの新しい畑。荒らして…

本日、駒ヶ根にて

協力隊のおまつり「みなこいフェスタ・こまがね国際広場」に長野県OB会のメンバーとして出店します。うどんとかせんべいとか売ってきます。急ですが、大勢のお越しをお待ちしています。場所はJR駒ヶ根駅前の通りを歩行者天国にして行われます。OB会の…

ラジオ放送のおしらせ

長野県内にお住まいの方、急ですが24日(土)午後4時からのSBCラジオで放送される協力隊の駒ヶ根訓練所30周年記念番組で、農場主のインタビューが流れるそうです。今日取材の方がみえて、農場主の原点ともいえるネパールでの経験などを話しました。…

おつかれさまでした

稲刈り、たくさんの方の応援でなんとかその日のうちに終えることができました。消費者の方をはじめ、娘のクラスメートのご家族や、オーケストラの仲間など、皆さん、ありがとうございました。筋肉痛とかなっていませんか?Mくん、本番、ホルンはちゃんと吹…

天まで届け

台風一過の青空。おそるおそる見回りに行った田んぼは大丈夫でした。桿が長い白毛もちは案の定見事にすべて倒れていたが、うるちの方はしっかり台風前と同じ姿を見せてくれた。ほっ。というわけで、ご心配をおかけしましたがあすは予定どおり稲刈りを行いま…

台風接近

でかい台風が直撃するというので、思いきって雨よけトマトのハウスのビニールを剥ぐことにした。以前春の突風で支柱ごとぐにゃぐにゃにされたことがあった。夏の間頑張ってくれたトマトたちもそろそろ終盤に入ってきたので、もったいない気持ちはあるけど、…

稲刈りのおしらせ

「通信」ですでにお知らせした通り、来週10月11日(日)に恒例の稲刈りをします。昔ながらのはざ掛けを経験したい方、ぜひお出かけください。うちも3歳と7歳の子どもがいるので、家族連れ大歓迎。今年はイナゴが多く、こっちに興味がある方も大歓迎で…

りんご委託販売します

アンナプルナ農場のお隣さんに白鳥農園さんがあります。長年研究を重ねてほとんど無農薬でのリンゴ栽培に成功されている、尊敬する先輩農家です。さて今回ご好意で、きず物などで通常の商品ベースに乗せられないリンゴを安く分けていただけることになりまし…

2歳にして・・・

一念発起していわゆる伊那山脈のひとつ、高烏谷山(1331メートル)に子ども達をつれて登ってきました。伊那に来てちゃんと山に登ったのは初めてかもしれない。ちゃんと?実はこの山、舗装された道が頂上まで延びているのです。それじゃああんまりだから…

体育の秋

これまで食べ物や芸術、収穫の秋はいっぱい経験してきたけど文化系の農場主には縁がなかった「体育の秋」。昨日ははじめて地区の運動会に参加してソフトボールを楽しんできた。小学生のころはまあ普通の野球少年だったと思うけど、高校生以降はやらなくなっ…

旬の野菜

これは中国野菜の空心菜(別名エンツァイ)。名前のとおり茎の中は空洞になっています。夏場は菜っ葉類がうまくできない中、モロヘイヤやツルムラサキなどと並んで暑さに強い貴重な葉物野菜なんです。 しゃきしゃきした食感が命。それには熱を加えすぎないこ…

芋ほり終了

じゃが芋掘りが終了した。しかし、今年は長雨でずいぶん腐らせたうえ、なんだかモグラと野ねずみが大発生していようで、モグラのトンネルにネズミが入って芋を食い荒らしてくれた。ちょっとかじったようなのは全部家用。だた持って帰っても山の神にこっそり…

ブックフェス

高遠で開かれた「ブックフェスティバル」、行ってきました。とはいえ出店だけしてあとはほとんどボランティアスタッフにお任せ、という申し訳ない状況だったけど、2時間ほどは店頭にたって他の出店者の皆さんといろいろお話ができてよかった。で、イベント…

週末は高遠へ!

お誘いをうけて、この週末(29、30日)、高遠で開かれる「ブックフェスティバル」で地元の有機農家やらパン屋やらが出店する「うまいもんストア」にブースをもらい、出店することになった。農場主自身はいろいろ忙しくてあんまり店頭に立つということが…

選挙

選挙が始まった。政権が変わってもやっている人は大して変わらない。だって小沢と管が一緒になっているようないい加減な党と河野太郎と安倍晋三が一緒の懐の広い(?)党。このひとたちのどこに主義主張の収斂が可能なのか。でも空気が変わると政治が変わる…

くろうどん復活

今年も小麦たちがおいしいくろうどんになって戻ってきた。やっぱり冷やしうどん、最高ですな。前回同様、250g入り350円で販売します。パソコンを新しくした(してもらった)のだけど、ホームページビルダーの設定がうまくできず、ホームページの方は…

出穂

寒くて心配していたけど、ようやく出穂してきた。平年より一週間は遅いかな。葉色もだんだん落ち着いてきた。豊かな稔りを、期待しつつ。頼むよ。

行ってきました、海

台風で一日延期になったけど、今年も行ってきました、南知多。延期でいつもの若松海岸・片岡荘がとれず、南に10分ほどの一大リゾート、内海海岸へ。いやあ、たいへんな人でしたね。宿も海の家の経営が忙しそうで、ホスピタリティは片岡荘に比べていまいち…

冷夏か。

八月に入っても雨がやまない。ノアか雨降り源兵衛でも連れてきたい感じだ。そんな中、稲はせっせと分けつ中。だいたい20本は越えたと思うのだけど、葉色がまだまだ濃いまま。隣(奥)の慣行栽培の田んぼと比べて色の違い、おわかりでしょうか。これから徐…

梅雨明けは?

梅雨がなかなかあけない。大気が不安定な状態が続いていて、晴れたり、どしゃっと降ったり、陽性の梅雨という感じがする。気象庁は関東甲信越だけフライング気味に梅雨開け宣言してしまったが、あれはどう考えてもミス。総理大臣も謝ったんだし、気象庁も謝…

川喜田さん

あの川喜田二郎さんが亡くなったという。お会いしたことは残念ながらないけど、若い頃、彼の著作を夢中になって読んだことを思い出す。「鳥葬の国」「野外科学の方法」「発想法」「海外協力の哲学」・・・。協力隊時代、任地からほど近いシーカ・パウダル村…

残念!

冷蔵庫をチェックするのが日課となってきたわがムスコ(もうじき3歳)。こないだ新鮮なイカが手に入ったので塩辛を作ってジャムの空き瓶に入れておいたら、早速見つかり、ニコニコして食卓に運んできた。そうそう、この瓶はちょっと前まで頂き物のおいしい…