アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

冬を乗り越えて

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年末にハウスに播いたほうれん草が収穫期を迎えています。白菜が早く終わり、野菜―特に葉物-を買っていた我が家もようやく自前の青いものが食卓にのぼるようになりました。

それにしてもこのほうれん草。ハウスとはいえ無加温で最低気温はマイナス10度近くになるいっぽうで昼間は暖かい日はプラス20度を超える日もあるなど温度差が大きく、さらに灌水も思うようにできないため乾燥した過酷な環境下、果敢に芽を出し、よく頑張って成長してくれました。キャベツや白菜が畑で冬を越せない寒冷地の当地では貴重な、とってもエライ野菜なのです。

これから近所のスーパーの直売コーナーでお目にかかると思いますが、お米や小麦粉などご注文の方には重量の範囲の中でおまけしますよ。暖かくなってアブラムシ君に気付かれるまでのこの時期限定の味をお楽しみください。