アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

麦秋

梅雨の晴れ間の一大イベント、麦刈りが終わりました。

毎年この時期は天気予報とにらめっこしつつ、いざ始めると機械トラブルが発生して延び延びになったりという繰り返しなんですが今年もまさにそれ。ちなみに上の写真でポリキャップをかぶっているのはメロン。ほかにしまうりやカボチャも麦の畝間に植えているので、麦畑はこれからカボチャなど畑に変身していきます。

 

で、一週間前に刈り始めたところ案の定機械が不調。修理屋に持ち込み、直ったと思ったら今度は別の箇所で不調が見つかり、今度は大修理になるというので代替機を貸してくれたんだけどそれがまた不調で・・・と一日に機械屋と3往復する羽目に。

 

それでも肝心の小麦は風の被害もほとんどなく、雀に食われた程度で久々の豊作でした。バインダで刈った後はすぐにハーベスタにかけて脱穀。それをハウスで乾燥させて(いまここ)唐箕をかけたら完成です。100kg以上は取れたので半分は乾麺、残りは注文に応じて小麦粉に製粉する予定です。

 

品種は中力の「シラネ」でキロ700円。全粒粉が欲しい方には応分のふすまを無料で付けるのでお好きな配合を楽しんでください。乾麺はこれから栃木県の業者に出す予定で、こちらは250g入り350円ほどになる見込みです。

 


ハーベスター脱穀機)に乗せた麦の束。夕日に輝いてはっと息を呑む美しさでした。

これが終わるとほっと一息。あとは田んぼや畑の草取りが続き、梅雨明けを待ちます。

 

ちなみに現在のアンナプルナセットは大根、間引き人参、スティックセニョール、チマサンチュ、ニラ、春菊、コールラビ、白菜、キャベツ、スナップエンドウ、おかのり、おかひじき、新玉葱、新にんにく、そして庭のブルーベリーが入るかどうか、というランナップです。まだ余裕がありますので小麦粉やうどんとともにご注文お待ちしていますよ!