アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

お疲れさま

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長年の酷使がたたって、とうとう農場のトラクターが廃車となりました。といってもトラクター本体はまだまだいけるのですが付属のロータリー(耕耘部分)が軸から外れ(3度目です)、とうとう修理不能になったため。ロータリーだけ交換すればいいや、と思っていたらメーカーから型が古く、中古のロータリー単体は出てこないし、新品を買うのならロータリー付きトラクターを買った方がよい、というアリガタイ提案をいただきました。

いやあ、悩みました。新品なら軽く200万を超える買い物。そんなお金が貧乏農家にあるわけもなく、「廃業」の二文字がちらつきました。

でもなんとか手が届く中古が入手でき、昨日から農場主の新しい右腕として活躍が始まりました。

そっちの写真はまたアップするとして、まずはこの14年間、アパート暮らし時代から新規就農の農場主を支えて苦楽をともにしたヤンマーYM2310君に「ありがとう」を伝えたいです。

後半生はデフォルトの軽油ではなく菜種油のバイオディーゼルを使われ、燃料系のホースがしょっちゅういかれたり、冷却液漏れでオーバーヒートの憂き目にあうなど本当に酷使してしまいましたが、エンジンはまだまだ大丈夫。農場主に見送られてメーカーに引き取られていきましたが、また誰かに使って欲しいものです。

そんなわけで、あらためて。「ご苦労様、そしてありがとう、YM2310君!!!」