アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

米作り、始動

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昨日はお米の塩水撰、温湯殺菌、そして浸種を行う。
昨年同様作業場で火を焚き、60度、5分をきっちりキープする。これが結構難しいのだ。お湯の量が多ければ問題ないけど、そんなもったいないことできない。塩水撰したもみをすこしぬるま湯に浸けて本番で急激に鍋の温度が下がらないようにするなど、時計をにらみながら緊張の5分間なのである。

その後は畑で今年度初のトラクター仕事。鶏糞と蛎殻を巻き終えたところを耕耘する。

ハタネズミがびっくりして飛び出してくる。トラクターの後輪が通る。「踏みつぶしたか」、と思っても案外平気な顔をしている。カエルだとこうはいかない。ネズミくらいの弾力(?)があれば、うちくらいふかふかした畑の土なら上から押したくらいではつぶれないのかもしれない。