アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

読書の春

例年冬から春にかけては読書シーズンなのだが、今年はあんまり読めなかった。

以下、メモとして。

林芙美子「放浪記」→不思議な本。なぜこれが評判になったのか分からん。
メルヴィル「白鯨」→長かった!
藤原新也「黄泉の犬」→麻原しょうこうが水俣病患者だったという衝撃の内容だった
中島らも「永遠も半ばをすぎ」→惜しい人をなくした
開高健「花終わる闇」

そして現在進行形なのが、図書館で廃棄本としてもらった
北方謙三水滸伝」1~4巻
4巻もらって今3巻目なのだが、どうも全部で20巻近くあるらしい。
どうしたもんやら。
それにしても、今回は青春物が多い。中学生のころ夢中になって読んだ水滸伝、今読むとなんだか冷静になっている自分を感じる。それは歳のせいもあるだろうが、北方氏のなんだか汗臭い文章のせいかもしれない。じゃあ原典にあたれば、と言われるとそんな読み方もできないのだけれど。