アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

鉢上げ

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三月に入り、雪や雨の日が続く。畑の鶏糞まきはなんとか晴れ間を見つけて終わらせたが、トラクターが入れないままでいる。

そんな中、ハウスの苗は着々と成長している。昨日はトマトなどの鉢上げ。育苗箱に筋まきし、本葉が出かけているものを25穴連結ポットに移植する。このときに大活躍するのが、以前いただきもののホタテ(!)についていた貝をほじくるへらみたいなやつ。もう10年近く使っているけど、苗をそっと掘りあげるのに最適なのである。よくものを無くす農場主だが、これはなぜかなくならずにいてくれる。

苗は落ち葉を踏み込んだ「踏みこみ温床」でぬくぬくと過ごす。広い畑に出かける日を夢見ながら。