アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

しょうが

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就農して20年。基本野菜からスタートし、翌年から田んぼをはじめ、ハーブやら小麦、各種雑穀、漬物用野菜など栽培可能な作物類はどんどん試してきた。淘汰されて現在は60種類くらいを作り、味噌や加工食品も手がけるに至り、肉と魚、油以外はほぼ自給できるようになった。そんな中、ふだんの料理に欠かせない野菜(ハーブといった方がよいのか?)で、唯一買わなきゃいけないのがショウガだ。

 

春先に出回る種しょうが。里芋やジャガイモと並んで売られているそれを見るたびについ購入して畑の隅に植えてみるのだが、ほぼほぼ芽が出ないまま腐らせていた。今年は温床でしっかり芽出しをしてから里芋の間に植え、早期にしっかり灌水を施した結果、初めて収穫までこぎ着けました。

 

たった5株ですが、さてどうやって食べようか。来年はもうちょっとしっかり作ってセットに入れられたらいいな(でました、百姓の来年!)。