アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

黒星スタート

気がつけばもう三月も終わりですね。

農場の春はハウスの中からスタート。秋の間に集めておいた山の落ち葉を籾殻や米ぬかと混ぜ、その発酵熱を利用する踏み込み温床で野菜の苗を育てます。キャベツやレタス類を2月末にまき、3月に入ってからはトマトやナスなど果菜類もまき始めます。

で、暖かくて米ぬかという格好のえさがある温床は文字通りネズミたちの温床にもなりかねません。きっちり木枠と板で隙間なく作るのですが、今年は執拗に木をかじってネズミに入られています。近所の野良猫に餌付けして守ってもらおうとしているのですが、どうも働きが悪く、昨日の朝開けてみたら・・・・。


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がびーん。トマトが・・・・。分かります?葉っぱをかじられて茎だけになっているの・・・。


何回目かのまき直しに。あーあ。今年はトマトの収穫が遅れそう・・・。


念入りに穴を調べ、電気を引いて超音波なんちゃらっていうねずみ除けを取り付けてハーブ由来の忌避剤を何個も並べたりしましたが、温床の上から入られたらお手あげです。どうなることやら。

で、ぐじぐじしていてもしょうがないので、仕事、仕事。

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市内の養鶏農家に通って発酵鶏糞をもらい、畑にこうやってまく作業も昨日で一段落。ロータリーがけして、いよいよネギ類から植え付けが始まります。
冬の間の運動不足でぽっこりしてきたお腹もこれで少しは引っ込むかな?

苗作りの失敗というスタートになりましたが、金本阪神にあやかって黒星をばねに連勝街道まっしぐら、としたいと思います!!!