アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

お田植え

お田植え、無事終わりました。田植機が不調でずっと心配だったのですが、なんとか最後まで植えきってくれました。年に一回だけ使う、この機械。毎年、気をもませてくれます。

日本の稲作を守る会の育苗土を使って40g播種、そしてプール育苗に切り替えて二年目。欠株が多く、植え直しが大変だけど、苗自体はずっとしっかりしたものになった。大苗だから水没の危険はすくない。本当は尺角の一本植え(縦横とも30センチ間隔)にしたいのだけど、機械が坪60本植えからしかやってくれない。少しエンジンをふかして田面を滑らせるようにして間隔を開けているのだけど、21センチ程度にしかならない。

それでもすでに田んぼが終わっているほかの田んぼに比べると植えてるんだか植えてないんだか分からない状況。通りかかったおじさんや水番さんにも「えらく薄く植えるなあ」と冷やかされる。ま、これでいいのだ。除草機を横に入れたい。しっかり分けつし、秋にはほかと比べても分からないようになるはずだ。

ちょっとだけ娘を連れて泥んこ遊び。今年はおたまじゃくしが少ない。ハウスのプールにも今年は蛙が卵を産んでくれなかった。