アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

ねぎ定植

今年は雨の多い春ですね。なかなか作業が進みません。
そんな中、今年も長ネギの苗はいい出来♡

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これを掘りあげる作業、結構好きなんです。

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スコップをぐっと差し込んで


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土を落として一本ずつ分けていきます。

この作業が気持ちいいのですよ。

根元をゆさぶって土を落とし、加減をしながら引っ張るときれいに一本ずつになります。似たような作業では田植えのあと、稲の補植をする時の苗の引き抜きがありますが、こちらは土が固く、根をちぎってしまうこともあってあんまり楽しくない。ねぎの苗床は土もふかふかでするっと一本ずつに分けられるのです。苗の出来もいいし、ドボルザークのカルテットかなんか聴きながら作業していると永遠にこの時間が続いてほしいような気になります。

ああ、この感覚、わかる人にはわかるけどわからん人にはわからんやろなあ(あたりまえだ!)


これを畑に移動して、溝の中に10センチ間隔で植えていきます。今日までに約1500本を植えてねぎ定植、完了。あ、その写真は撮り忘れたのでまた後日。