昨日はゲノム編集の問題を考える元名古屋大助手河田昌東氏の講演会へ。ゲノム編集がまだまだ研究途上の技術にもかかわらずわれわれの食や農に土足で上がろうとしている現実を知る。遺伝子組み換えの問題点と大差ない。
それはそれで勉強になったが、最大の収穫は市販のトウモロコシのタネについて、国内種苗メーカーは組み替え遺伝子混入のチェックを厳密に行っており、問題ないとわかったこと。10年以上前になるが山梨だったか松本だったかで開いた有機農研種苗交換会での氏の講演会でスターリンクというGMトウモロコシの遺伝子混入の話を聞いて以来、ずっと固定種の「もちっとコーン」を自家採種して使ってきた。昔ながらのハニーバンタム由来の、甘さ控えめ懐かしい味で根強い人気はあったものの、これで他の品種も使える。今はやりのあまーいスイートコーンも今年は作付けしてみるかな。ただし、種子消毒をしてないタネを探すのは難しそう・・・。
