アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

田の草取り、開始

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田植えから3週間。手押し除草機はかけたけど、株間の取れない
ヒエやクログワイを手で取る作業が始まった。
梅雨らしい梅雨で、畑にはなかなか入れない。そういうときはハウス仕事か草刈り、そして田の草取り。

腰をかがめて田んぼに這いつくばると、田んぼの世界が広がってくる。コオイムシやオタマジャクシ、ミズカマキリ。農場主の存在に気付かなかったカルガモが驚いて飛びたったり。(私も気付いていなかった)。苦しい作業と言われることが多いけど、これがなかなか楽しいのである。

先日、大学時代の恩師が闘病生活の末、亡くなかった。まだ若いのに。恩師というよりは兄貴分という感じの、優しくて強い男だった。北海道までとても挨拶には行けない。遠くの空に向かって感謝を込めて祈った。森とのつきあいのこと、山のこと、アジアのこと、人生のこと。多くを教えてもらった。
本当に、ありがとうございました。僕は僕の道を頑張ります。