アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

連載4回目・加工業者さんの巻

気がつけば新年も明けて2週間が過ぎてしまいました。あらためて本年もよろしくお願いします。

 

さて昨年秋に始まった信濃毎日新聞での連載「つれづれ農日記」も4回目となりました。今回はお世話になっている加工業者さんを紹介。

 

昔取った杵柄というのでしょうか、久しぶりにインタビューなるものを敢行。やっぱその道のプロにじっくりお話を聴いてまとめる作業って楽しい、と実感しました。

 

 

連載2回目・自家採種について

信濃毎日新聞に月一回連載中の「つれづれ農日記」。2回目の今回は自家採種について書きました。書きたいことが多すぎてなんだか雑ぱくになってしまったな、と反省。著作権の関係で全部をそのまま掲載することはできませんが、リンク先の「信毎デジタル」で無料登録すると一応読めるようです。

 

循環型農業に欠かせないタネ取り 年月かけて評判の味に 農場の作物の6割は自家採種|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

伊那フィル定演のお知らせ

いよいよ来週に迫りました!

農場主が所属する伊那フィルの定期演奏会は来週11月12日(日)午後2時、県伊那文化会館で開かれます。

曲は今年生誕150年を迎えるラフマニノフのピアノ協奏曲第三番と、リムスキーコルサコフの「シェヘラザード」というロシアの大地を感じさせる大曲2つ。

前半では弱冠19歳、期英ーじゃなくて気鋭の八木大輔さんがソロを務めます。「象のために作曲した」と作曲家が冗談で述べたように、圧倒的な激しい打鍵や早いパッセージが多く難曲中の難曲ですが、繊細さと大胆さを兼ね備えた八木さんのピアノとそれに必死でくらいつくオケの競演を楽しんでください。

そして後半。このコロナ禍で新コンマスに就任し、苦しい中オケを引っ張ってくれた田中和美さんのお披露目的な一曲。アラビアンナイトの語り手として、妖艶かつ激情のバイオリンを聴かせてくれます。大編成のオケも管やチェロのソロなど聞き所満載で楽しめますよ。

チケットはたったの1000円。当日券もありますが、私まで連絡くださるとうれしいです。大勢のご来場をお待ちしています!

 

 

新米完売御礼

稲刈りと脱穀が無事終わりました。今年は雑草のクログワイが大発生したせいで収量は平年の八割程度と少なめ。申し訳ありませんが、予約分を残してコシヒカリ新米の販売は終了いたします。なお、黒米(昨年産)と白毛もち(今年産)はまだ在庫があります。


さつまいもと里芋、落花生を掘り上げて残すはゴボウと長芋、大根、人参掘り。山も白くなり、そろそろペチカに点火する季節になってきました。冬に向けてもうひと踏ん張りです。

新米なので刺身を奮発して贅沢な朝ご飯。一年の苦労を振り返るありがたい時間でした。

 

新聞連載始まりました

突然ですが、長野県の地方紙「信濃毎日新聞」で月一回の連載を担当することになりました。タイトルは「つれづれ農日記ー有機就農25年」です。タイトルに「ヘタレ」的なものを入れたかったんですが、デスク氏から「農家全体に夢がない、と思われかねない」と指摘され、無難なものに落ち着きました(笑)。

 

昨日はその第一回目。雑穀について書きました。今後有機農業のこと、農的暮らしのことなど自由に書いていいよ、とのことなのでわくわくしています。

 

考えてみたらこの会社で記者として働いていたのがもう四半世紀も前のこと。それ以来の記事掲載に感慨深いものがあります。このブログやフェイスブックを見てくださっている方には「聞いたような話」と思われるかも知れませんが、なるべく知恵を絞って多くの方に楽しんでもらえるよう頑張ります!

 

 

秋ですね~

もちきびに続いて稲刈りが始まりました。かつては消費者やママ(パパ?)友なんかを招いてわいわいと1日でやっていましたが、最近はみんな子どもも大きくなり、コロナ禍もあってすっかり一人稲刈りに。空き時間にはざ掛けできる分だけ刈り、のんびりイナゴ捕りをしたりと気楽なもんです。

 

あの猛暑もようやく収まったと思ったら昨日初めてキンモクセイの香りに気付きました。空には赤トンボが舞い、すっかり秋の気配。最高気温も東京で30度を下回るようになってきたので今日の出荷からクールをやめて常温便に戻します。ぜひクールで!という方はお申し付けくださいませ。

 

コンバイン、草の画像のようです

うどん始めました

黒澤製麺所さんから小麦粉がうどんになって帰ってきました。今回は細麺を多めに注文しました。さっそくかき揚げうどんにして味見。うんうん、この味! 小麦粉のどっしりした香りががつんと楽しめる。次回はパスタにしてみよう。

 

送料など諸経費値上げにつき、心苦しいですが一袋(250g入り)の元売り価格を350円とします。それでも国産有機の乾麺としては破格の値段だと思いますよ。「みはらしファーム」や「あじーな」、にしざわショッパース信大前店などの直売コーナーでも扱っていますから見かけたらぜひお試しください。

 

少量ならアンナプルナセットに同梱できますし、2袋程度ならレターパック(520円)でもお送りできます。きしめん状の「太麺」と写真の「細麺」の2種類で、いずれも賞味期限は1年です。