アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

のんびり始動

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コロナ禍の影響かお米の注文が相次いでいます。世界的な食糧不足が取りざたされているなか、つくづく農家をやっていてよかったと思う一方、グローバル化のひずみが一気に露呈する中で新しい生き方を模索する人がどんどん出てくる予感もしています。

 

ここのところしばらく憂鬱な雨続きでしたが、ようやく春らしい陽気になり、当地の桜もぼつぼつ咲き始めました。畑(田んぼ)仕事の第一弾は昨年崩れてしまった田んぼの畦修理から。泥をこねて作る伝統的な畦塗りは大変なので、もともと田んぼに入れてあったコンクリート製の畦板と畦シートでだましだましの畦作りを続けています。

 

昨年ネズミの穴から水が漏れて畦が崩れたため、今年は久々に畦板を全部上げ、土を盛り直すことにしました。水平も直線も勘だより。単純な作業で飽きるので毎日ちょっとずつやっています。