初めて自分も少しかかわった選挙が終わった。
原発をやめ、エネルギー政策を転換しようと訴えた森林行政の学者は、ずっと議席を独占してきた保守の現職の壁を超えられなかった。倍以上の大差がついて、完敗だった。
声をあげないと、なにもかわらない。その手段として僕らがもっている最大の力が投票だと思う。でも、長野県議選の投票率は戦後最低の54%。そして伊那市のほかも保守現職が安定して勝った。全国でも現職知事は全員再選とか。あの石原慎太郎でさえ、東京都民はなにも言わず再選させている。
おめでたいことだ。
選挙では負けたけど、子ども達の未来のため、やっぱり原発を止める運動は続けよう。それが、原発をこれまで容認してきた僕ら以上の世代の責任だから。
そんなことを考えながら、昨日は一日もみ播き。去年の種を、また新しい命につなぐ。