アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

こぼれ種

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自家採種に力を入れているため、作付けが終わっても種をつけさせるまで畑に放置しておくことが多い野菜たち。そのため、うちの畑ではあちこちで「お、そういえば昔ここでキミの先祖さまを植えたねえ」という出会いがある。

そんなこぼれ種の代表格がこれ、おかのり。「のり菜」とも呼ばれ、天ぷらにするとうっすら海苔の風味が。それよりおひたしにすると独特のぬめりがこの時期、食欲を進ませてくれる。

他の雑草なみに成長が早いので、カバープラントとしても結構有効なのだ。この写真は我が家の周辺で、川の砂利を入れたところにばらまいたものからこぼれ種になったもの。

セットにも時々入れ、ニシザワでも時々販売しているけれど、葉柄の部分は取って、葉だけさっとゆでてください。ぬめり界の大御所、納豆と和えてもいけますよ。