アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

玉葱収穫

梅雨の晴れ間、玉葱を収穫した。コンテナで8杯と、昨年の半分以下の収量。肥料の効きの悪い、やせた畑。新たに借りて5年ほどになるけど、まだまだ玉葱のように土質を選ぶ作物は作れないということを実感した。

前日にはすずめが連日運動会をしていた小麦畑をちょっと早いけど8割がた刈り取ってハウスではざ掛けした。みすみす食われるのは忍びないので。

それにしてもおそろしいすずめたちだった。ここいらでは「鳥がついた」というのだけど、いったん「つく」と際限なく増えていく。西箕輪じゅうのすずめがやってきたのかと思うくらい。

ちなみにうちは豆畑にもハトが「ついて」いて、大豆とひたし豆は現在苗を起こし中。

もっと山間部にいる仲間の有機農家と話すと、たいてい鹿やら猿、熊、イノシシなどの深刻な被害にが悩まされているようだ。うちは鳥害だけなのでまだまだましなのかも。