アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

副会長

長野県有機農業研究会という団体がある。有機農家のあつまり、というだけではなく、消費者や研究者、流通業者なども含めた幅広い会。農場主は就農以前から所属し、会で知り合った方々のアドバイスを得て就農もできたし、いろんな方との有機的なつながりを得られている。まあ一言でいえば、とってもお世話になっている団体なのだ。

今回、二年ごとの役員改選があったのだが、農場主はなんと副会長という、裏組織を取りしきっている陰の実力者ーといった響きのポストに就いてしまった。改選をした大会には欠席したのだが、「南信地区運営委員」というのを頼むよ、と先代の仲間から頼まれていて、あ、彼の後継ぎなら、ほとんど同期就農者だし、まあそんな役回りなのかとひき受けたのだが、決まったあとで「実は副会長も兼任なのだ」と聞かされ、がびーん。

よくよく聞いてみると、県との折衝やらなんやら忙しい会長や事務局長やらとは全然違う仕事の中身なので少しほっとするが、それにしてもすごい重みのある役職名。ずっとヒラだったのにいきなり。まあ、いろいろお世話になった団体だし、この二年の任期、頑張ろうと思う。