アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

本年も弊農場をご愛顧のほどお願い致します。

 

さて農場主はこの年末は人生初の二年参りに出かけ、地元の古刹仲仙寺で除夜の鐘をついてきました。元旦は普通に週3のバイトでシフトに入り、今日3日からは今年のアンナプルナセット出荷をスタートし、忙しく三が日を過ごしました。久しぶりにセットの中身(正月スペシャル!)を紹介しましょう。

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奥のトマトピューレから時計回りに長いも、漬物2種(野沢菜、羽広カブ)、白菜、大根、ジャガイモ(男爵)、里芋、人参、かぼちゃ、キウイフルーツ、長ネギ(下仁田)、紅芯大根の13種類が重量制限ぎりぎりの9.5キロ入りました。

 

ちなみに我が家のおせち料理は当然ながら野菜たっぷり。これは2日のいわゆる「摺り初め」。当地の慣習に従い、とろろご飯と具だくさんのお雑煮、ほかです。ちょうど5分づきの注文があったのでとろろと合わせてみました。さっぱりと美味。鮭と合いますね~

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農場は今年で開設24年目に突入します。特にやっていることは変わりませんが、失敗を少しでも減らし、精度を上げた経営につなげたいと思っています。

コロナ禍の先行き不透明な状況は続きますが、SDG’s(この言葉は好きではありませんが)の浸透もあって、食に携わる仕事の重要性が多くの人に気付いて頂けるようになったと感じています。矜持を持って、今年も真剣に土と向かい合いたいと思います。

今年はどんな年になるのでしょうね。ステキな出会いがあることを楽しみにする一方で長年のご交誼も大切に温めつつ、皆様にとっての一年が素晴らしい年になりますようお祈りしています。