アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

農家の食卓

冬が終わりに近づくと保存野菜も底をつき、緑のものが恋しくなります。
そんな時、当地では野草のナズナ(ペンペン草)がよく食卓に上るようになります。
え?ペンペン草?ということなかれ。春の七草の一つでもあり、その若芽は癖がなく、こくがあって野草と思えない味なんです。

当地では牧草地が多く、春になるとレジ袋を手にしたおばさん達があちこちで座り込んで袋いっぱいに集める姿が風物詩になっていて、好きな人は遠方からわざわざ車で取りに来る方もいるほど。ただ、2月のこの時期はまだちょっと早く、土もがちがちに凍っていています。

そんな中、弊農場ではほうれん草を育てているハウスの中で今、ナズナが最盛期を迎えています。
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ほうれん草が隠れるくらいの勢い。ちらほら花も咲き始めました。

小さいので調整に手間がかかりますが、まあそこはヒマな時期ということで。

秋に集めたクルミと和えてみました。

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こんな感じ。見た目、ゴマ和えと変わりませんね(笑)。いただきまーす。