アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

アマランサス

五月に種まきして中耕1回、ビーバーによる簡単な除草&間引きを1回だけだったアマランサス。雑草が伸びてきていよいよヤバイ状況に。


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で、鎌を振るうこと1時間あまり。

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すっきりしました!これでもうあとはほったらかしでOK。楽ちんです。

このアマランサス畑、なぜか生えてくる雑草は同属のイヌビユばかり。田んぼのヒエが同属ではないものの近縁種の米と共進化したという仮説は聞いたことがありますが、これもそうなんでしょうか。

で、ロータリー掛けしてきれいになった畑に5月中旬に種まきして、せーの!で雑草との競争になるわけですが、どういうわけかイヌビユより成長が早い。

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種まきから一ヶ月半ほどたった現在の様子ですが、赤がアマランサス、緑がイヌビユね。ちなみに葉が緑色のアマランサスもあって、こちらはイヌビユそっくりなんです。で、現在アマランサスは1mほどなんですが、平均5センチはイヌビユより高くなってます。栽培種でこれだけ成長の早い作物はちょっと思いつかないほど。おかげで簡単な手助けをするだけですくすく育ってくれます。そしてミネラル分豊富な雑穀として9月には収穫できます。間引き菜も食べられるし、奇跡の雑穀と言ってもいいのでは。
ずぼらな有機農家にとってつよーい味方ですね。