アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

ヘンなやつ

ネギを愛する農場主は出荷用には下仁田や松本一本、九条、赤ひげなどを作っていますが、その他自家用にアサツキとこやつ↓を作っています

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その名も「二階ねぎ」。ヤグラネギとか三階ねぎとかいう地方もあるようです。
ネギといえば普通はこの時期に葱坊主ができて種を取り、夏にまいて翌年収穫ーとなるのですが、こやつは種ができません。葱坊主の代わりに花茎の先端に「珠芽」という子ネギが出てきます。これをポキンと折って植えておけばふえる、というシロモノ。夏場の薬味に重宝します。

種を付けないということは栄養体繁殖ということで、クローン。一気に増やすのは難しそうで、ネットで調べても由来がよく分かりません。どうやって生き延びてきたんだろう?専門家の方、教えてください~

野菜セットの出荷ですが、キャベツが結球したら、と考えています。あと二週間くらいかなあ。早くお便りを作らないと。