アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

土手の甘草

畑の土手に咲くヤブカンゾウ。もう花は終わりかけているけど、この時期、美しい花に癒やされます。土手草を刈るときもなるべくカンゾウの株は残してやります。
一句できました。
カンゾウを刈り残して麦茶かな」。
字足らずだなあ。「刈り残してや」かな?いや、最後は「シャツ絞る」もいいかな、とかどーも決まりません。どなたか、風雅な方、ご指導を。
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一方で畑の中では葉物に代わってなりものが続々初物で登場しています。トップバッターのズッキーニは連日数十本とれています。その次がキュウリ、そして島村いんげんミニトマト、ナスと続いています。今はいんげんが1回目に続いて2回目も採れ始め、我が家でも天ぷらやごま和え、佃煮などに大活躍。トウモロコシはもう少しです。



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ところで、国会ではかみ合わない討論が続いていますね。というかアベ氏のはぐらかし、ごまかしのせいですが。

昨日テレビを見ていたら野党議員が「集団的自衛権の限定要件が満たされれば、日本が攻撃されていなくても友好国と敵国が戦争になれば日本もその戦争に参加するということですね」と何度も質問し、アベ氏は何度も「武力行使をとり得る」とかぼかして答えていた。「戦争に参加して中国をたたきつぶします」と言って楽になれよ。ネトウヨ諸君の喝采を浴びるよ。もしかしたら支持率上がるかも。

それにしてもこんな首相でもまだまだ4割の国民が支持しているんですね。暗澹たる気持ちになります。

実際一年前の閣議決定があったのにその後の衆院選は大勝。ようやくここに来て違憲問題やヤジ問題、周辺のぽろり本音発言などで国民は気づきはじめてきたようですが、いかんせん遅いよなあとため息がでます。でもこの国を戦争のできる国にしてはいけないと思うので、農作業は汗まみれの毎日だけど、デモへの参加や国会議員事務所への電話などできることは続けたいと思います。