アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

ねこと芋掘り

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サツマイモの掘り取りが終わった。

今年は6月頭に植えたベニアズマが不調で、一週間後のナントカ金時(焼き芋向き)が豊作。やっぱり植え付け直後の雨のタイミングがあとあと利いてくるなと改めて感じる。

子ども達と少しだけ以前に掘っていたが、今日は残りを一気に掘りとる。こないだから上の畑で半分飼っているような子猫ちゃんも手伝い(?)に来る。一匹がいなくなってひとりぼっちになって寂しいのか、やたらまとわりついてくる。

野良猫(捨て猫?)だからあんまりエサをやっても、と控えめにしている。腹が減っている様子で、ぴょんぴょんしているイナゴやバッタと捕まえてどんどん食べている。スズメガのさなぎを掘り出して、試しにやってみるとクンクンにおいを嗅いでいたが意を決してばりばり食べ出した。

・・・。さすが、伊那谷のねこ。昆虫食である。見ているとクモなども食べていた。

とはいえ、一応エサをやっているんだから手伝ってくれたらいいんだけど。鉢巻きしめてピーマンを採ったりサツマイモを掘ったりする姿を夢見ているのだけど、こんな調子。「あそんでよ~」。

かわいいのでつい相手をしてしまう。でも、冬はもうすぐそこ。段ボールのおうちはトマトハウスに作ってやったけど、冬は越せるだろうか。