味噌仕込み
三年ぶりの味噌づくり。大豆40kg、うちの米を糀屋さんで菌つけをしてもらったこうじも同量、そして国内産の海水塩20kg。大豆をひたすら煮て、精米屋さんで借りてきた味噌すり機でつぶし、こうじと塩と混ぜたのを玉にして桶に叩きこむ。ここのところだけ家族でやり、あとは農場主はひたすらに火をたき、豆をつぶす。
当初はこの倍作ろうと思っていたけど、めげてしまう。土間にこのでかい桶は3個が限度。小屋においてもいいけれど、足りなくなりそうになればまた
作るということで、とりあえず今回はこれだけ。
息子が喜んで手伝ってくれる。桶の底をならしている姉ちゃんの頭に豆バクダンを落としたりしながら。
秋にはおいしい新味噌ができますのでお楽しみに。いま出している3年もののみそはあとわずかで終了ですよ。
糀屋にしろ、精米屋にしろ、頑張っているのはおじいちゃん、おばあちゃん。地域自給を支えてくれる貴重な手仕事だ。両方とも自分でやってしまう有機農家は多いし、糀作りは時分でも挑戦してみたいけど、こういうありがたい仕事を支える思いで、お願いしつづけている。