アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

芋掘り再開

お盆が過ぎてから降り続いた秋の長雨もようやくあがり、久々にジャガ芋掘りを再開しました。弊農場は前世紀の終わりに二枚の畑で始まったのですが、ここはその一枚。一番肥えて何を作ってもよくできる畑です。ちなみにもう一枚は少し離れた場所にあって使いづらかったので数年でお返ししました(土地開発公社の土地だったからまあいいかな、と)。

例年は草ぼうぼうの中での作業になるのですが、この畑はオオブタクサが異常に生えて3mにもなり、果ては花をつけてきたので意を決して全面草刈りを実施。根が残って抜きにくいかな、と心配していたところ、刈って一月ほどでうまい具合に根まで枯れてくれて掘りやすくなりました。肝心のイモの出来はネズミにかじられるのがちょっと多いけど腐れも少なく、まずまずといったところでしょうか。

男爵、アンデスと掘り終わって久々につくる大白が顔を出してきました。名前のとおり真っ白できれいないもですよ。種が比較的高めなので敬遠してきたのですが、今年は種を買うときにちょっと遊び心が出て初挑戦の「インカのめざめ」とともに衝動買い。どちらもこれからセットに入れていきますのでお楽しみに。

これからも秋野菜の管理の合間を見て芋掘りが続きます。大白のあとはキタアカリ、インカのめざめ、メークイン、ドロシー、そしてセトユタカ。今月中に終わるかな?でもまあ今年はいろいろ作りすぎた。感想を聞きながら、来年はもちょっと品種をしぼろうっと。

写真は手前の赤いのがアンデスレッド、奥が大白(おおじろ)。


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