アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

フクシマの声を聞こう

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来る5月26日(土)午後7時から、伊那市駅前「いなっせ」6階ホールで福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの講演会が開かれます。
50頭の乳牛を置いて村外へ避難、そして廃業を余儀なくされる中で味わった苦悩を広く伝えるため全国行脚を続けている人です。

農作業や食生活、家庭など「当たり前」のはずのこと。農場主にとって3.11以降も変わらぬその当たり前のことを、いずれも「フクシマ」の視点から見直そうとしてきました。本当は現地へ行って目で、耳で確かめなければいけないのでしょうが、それがなかなかできない中、今回は貴重な機会になると思います。

知り合いが声をあげたことで動き出した今回の講演会。ひと月ほど前から農場主も実行委員会に加わり、「一人でも多くの人に聴いてほしい」と活動してきました。趣旨に賛同してチラシを配ってくれる人、あるいはこの記事を拡散してくれる方、大歓迎です。