アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

御礼

福島は飯舘村の酪農家長谷川健一さんの講演会、無事終了しました。来て下さった皆さん、ありがとうございました。

各方面に後援依頼をして、できる限りの知人に声をかけたのですが、結果は300人入るホールに100人弱の入り。いみじくも長谷川さん自身が強調されていた「フクシマはすでに風化しつつある」ことを実感した次第です。力不足を長谷川さんに謝罪しました。マスコミはもちろんのこと、地元の酪農家の組合に声をかけ、周辺の農家、保育園、小学校、そしてその保護者たちも誘ったのですが、反応のなさは予想以上。「フクシマ」はもう終わったのですか?みんな、大切なことを忘れていませんか?

と、いうわけで講演会は実現できたものの消化不良の農場主。ま、すんだことはしょうがない。できることを地道にやっていきましょうか。講演の要旨もおいおいアップしますね。

さてそんな中、一緒に頑張ってきた実行委員会の仲間に出会えたのは最大の収穫かも。尊敬できる友人の輪が広がった気がする。自分の立ち位置を客観的に見て、「よりよく生きる、よりよい社会をつくる、子ども達によりよい未来を残す」生き方をできる仲間を今後も増やしていきたい、と思う。

さ、終わった終わった。農作業、頑張ろう。春先の寒さと雨不足で遅れがちだけと6月中旬にはセット宅配を再開できると思います。近くお便りを出しますね。