アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

そつえんしき

娘、卒園を迎えた。弟ができてから、不安定になることもあったけれど、それも成長。クラスの女の子では一番ちっちゃいけど、一所懸命な姿は心打たれる。

友達はみんなそのまま、ほかの保育園からの友達が増えることもなく、おんなじ顔ぶれの一年生。うちは伊那市に引っ越したのでお別れ。

ということもあるだろうけれど、大好きな先生とお別れする段になると、涙が止まらなくなって、一時間近く号泣していた。他園へ異動する先生も涙、涙。
いやあ、小学生以上だったら分かるけれど、保育園でこれだけお別れがつらいと思えるなんて、つくづく成長したなあと思った。悲しいと思えるって、すごいことだ。ずっとずっと大切にしてほしい気持ちだ。それだけ、人のことを大切に思えるってことだから。

てなことを、夕方の風呂の時に「お父さんはうれしかったよ」と話したけれど、最近はまっているリコーダーの吹き口を使った水笛に夢中な娘は上目遣いのまま「は?」だって。ま、いっか。

とにかく、いい卒園式だった。素敵な先生、個性的なお友達に恵まれて幸せな3年5ヶ月でした。引っ越しと同時に転園も考えたけれど、変わらないで良かった。最後は何度か3キロほどの道を歩いて行けたしね。

これからはいよいよ小学生か。こちらもわくわくしてきた。