アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

除草マラソン

一回目の人参の除草を始めている。
人参は芽が出にくいし、成長が遅くて草に負けやすいので一般的にはポリマルチを使う。でもうちはマルチを使わず、播種前に透明ビニールで二週間以上被覆し、太陽熱で雑草の種を殺すという方法を採っている。

この方法、草を減らすのはいいが、高熱で土壌微生物も殺しているんだろうなと呵責を覚えるが、まあ広い畑の中で幅1・5m、長さ40mほどのものだ。暑かったら種と違ってほかの場所に移動できる、と自分を納得させている。

で、一回目の人参にはこの方法が間に合わないので、草は生える。しかし、例年だとそんなことに手が回らないのだが、今年は草取りに時間が取れるのだ。手が回ってきた、ということかな。