アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

種蒔き、スタート

温床の温度が上がってきたので、今年第一回目の種蒔きをする。

キャベツ、レタス類と白菜、茎ブロッコリーなど育苗箱二枚分。しばらく忘れていた感覚が蘇ってくる。

今年は雪が降らず、春が早いようだ。昨日、妻と娘が今年はじめてのナズナを摘んできた。「はるの味だねえ」と恒例のあいさつを交わしながらお浸しをいただいたけれど、ちょっと早すぎ。クロッカスも10日ほど前に咲いた。

自家用のじゃが芋がハウスで何とか冬を越すなど、暖かい冬はありがたい面もあるけど、やっぱり怖い。春の諏訪湖は水位が足りるだろうか。今年の田んぼは大丈夫か?ま、気候というやつは、春のどか雪や遅い霜で帳尻を合わせようとしてくると思うのでそっちの注意も必要だな。

そういえば、地球温暖化に関して、二酸化炭素悪玉説より太陽黒点悪玉説の方が科学的、という話を聞いたことがある。人為的なものではないとすると少し免罪をかんじるが、資源の枯渇ということを考えると石油資源は使わず二酸化炭素は出さないにこしたことはない。