アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

ミニトマト

お盆もすぎ、信州の子どもたちはもう二学期が始まっています。朝晩はすっかり涼しくなって、秋の訪れを感じさせてくれます。そんな中、この夏の暑さをぎゅっと濃縮したように、ミニトマトが大豊作になっています。
品種はタキイの「千果」。どこの種コーナーでも並んでいるような一般的な品種ですが、アンナプルナ農場では10年以上も種取りを続けた結果、アンナプルナ育成種とでもいうべき独特の味わいをもつ種類に育ってくれました。
原種に戻りつつあるのか暴れやすいのが玉に瑕ですが、病気に強く、酸味と甘みのバランスが取れたおいしいミニトマトです。
このぴかぴかの赤、宝石みたいでしょ。生き生きした野菜の姿は本当に美しい。収穫せずにただ眺めていたい気分です。


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たくさん採れたので余った分はピューレに。普通より甘みが強いピューレになります。冬になったらセットに入ります。カレーやシチューなどの強い味方。そのまま薄めてトマトジュースというのもぜいたくな味わいですよ。
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