アンナプルナ農場の気まま日記

信州伊那谷で有機農業に取り組んで20年。農場の「いま」をお届けします。

良いお年を

還暦を迎えました。まだまだ元気です(笑)。

今年はなんといっても秋の25年ぶりのネパール再訪が大きかったです。ずっと行きたい行きたいと言っていたのをついに実現しました。ガンドルングの家族に再会し、協力隊員時代以来気になっていたパウダル村への再訪も果たし、途中で投げ出さざるを得なかった排水工事の行方を見届けることができ、胸のつかえが取れました。

 

音楽活動も伊那フィルでの「メサイア」「わが祖国」という二つの大曲に取り組み、とりわけ大好きだった後者に全力で向かい合い、仲間たちと演奏し終えた時は感無量でした。ほかにも弦楽四重奏のメンバーと地区のお祭りやらイベントへの出演を重ね、こちらでもスメタナの「わが生涯から」を演奏するなど、振り返るとスメタナ三昧だったかな、とビオラ弾きにとって充実した一年でした。

 

本業の方はといえば相変わらずの低空飛行ですが、新しい作物に手を出したり夏の異常な暑さで豆が不作だったり、といろいろありました。お米の値段があがったのは生産者にとってうれしいことですが、店舗に並ぶ一般の米がうちの米(キロ700円にしました)よりずっと高いのを見て少し複雑な気にもなります。

さて、日本は極右政党が台頭し、高市政権も中国敵視や排外的な政策で人気を集めている様子。そのうえ原発はどんどん再稼働し、リニアや辺野古基地の建設が強行されるなど、この国はどこへ向かっているのか暗澹たる気分になります。一方で米騒動の影響で国内農業への関心が高まり、身の回りでも有機農業に取り組む人が少しずつ増えてきたのは心強いところです。

そして、ありがたいことに日々の暮らしで思うことなどをつづる新聞のコラム連載を続けさせてもらっています。来年はどんな年になるのか。弊農場も試行錯誤をしつつ、時代を見つめ、少しでも高みを目指していきたいです。皆さんも良いお年を。

 

(相変わらず下手くそなお飾り。巻きの甘さは昨年より少しましになったかな?)

 

定演まで1週間

写真の説明はありません。

伊那フィル40周年記念定期演奏会まであと1週間。

今日は弦楽四重奏曲「わが生涯から」からの連作交響詩「わが祖国」全曲の練習でした。チェコ音楽好きにはたまらん一日ですが、さすがに疲れた~

しかしそれにしても作曲のスメタナさん、「わが生涯から」(楽譜左側)であれだけビオラにおいしいメロディーを作ってくれたのに、「わが祖国」(同右、5曲目「ターボル」から)はなんですか、この報われない16分音符やトレモロ、目立たない3連符の嵐は。

とはいえ、そろそろ彼の没年にさしかかるわたくしにとって、不幸の連続だったスメタナの生涯を思うとその音楽を献身的に表現したいと強く思えてきます。仲間に恵まれてこの二つの大曲を演奏できる幸せをかみしめつつ、残り1週間、少しでもスメタナに微笑んでもらえるよう、ぎりぎりまであがいてみます。

「つれづれ農日記」26回目。ネパール旅行記(前半?)です。

1人以上、地図、ニューススタンド、テキストの画像のようです

 


文中に出てくるビャンタ(ナス)のタルカリを作ってくれたバヒニ(妹)と

 

写真の説明はありません。こちらはグルン語のビスワス先生@校内に設けられたグルン博物館。ちなみに先生がたすき掛けにしているのが民族衣装バングラです。と書いてから、バングラはお隣のマガル族でも着ている人がいるからグルンの民族衣装といって良かったのかな?と少々悶々。

新米(完売しました)

刺身、寿司、テキストの画像のようです新米の季節になりました。脱穀を終え、早速恒例の手巻き寿司に。

今年は知り合いからいただいた宇都宮大開発の「ゆうだい21」という品種を少しだけ植えてみました。まずはこちらからいただきました。

 

うーん、粒が大きくてもっちもち。餅米か?というほど粘りがある。これはこれでうまい。お米は予約分を除き完売しておりますが、せっかくなのでセットの方には一回ずつお裾分けで一キロほどお入れしますのでお楽しみください。

 

シイタケ、パフボールマッシュルームの画像のようです

そして今日は春にクルミの木に植菌したひらたけが出てきたのでセットに入りました。

庭のキウイフルーツも入ったし、今日の方はラッキーですね~

きのこ汁はもちろん、バター醤油炒めも美味ですよ。

まだ出るようなら月曜出荷以降も入るかも!

 

 

連載3年目に入りました

今回は25年ぶりにネパールを訪問したため原稿が間に合わず、事前に書いた思い出話を中心に。なんと新聞連載も3年目に入りました。いったいだれが読んでるんだろう?(笑)

 

アマランサス脱穀

9月下旬から2週間、25年ぶりにネパールを訪問してポカラの「家族」とまったり過ごしてきました。懐かしい人とたくさん会い、すっかり観光地になったガンドルング村を再訪し、隊員当時以来のパウダル村にも35年ぶりに足を延ばし・・・。そんな話はまた落ち着いてから書きますね。

 

台風接近による雨で、昨日は一日ハウス仕事。取り入れたアマランサスを足ふみ脱穀機で脱穀しました。積んでおくとすぐ発酵が始まり品質が落ちるので、この作業は一気にやる必要があります。脱穀後も気を抜けません。湿気があるとやはり発熱してしまうので、なるべく薄く広げて早く乾燥させなければいけません。稲刈り前の、大切な仕事です。